猫が吐くのを甘く見てはいけない!重篤な病気の原因となる事も

このエントリーをはてなブックマークに追加   

我が家の猫は生後5か月で、里親さんから譲り受けた猫でした。

 

来た時からぽっちゃりでよく食べる子でした。

 

子供の時からよく食べ、そして吐き癖のある子でした。

 

食べて時間が経ってから吐くというより、食べてすぐ吐く(吐出)タイプでしたが、吐いた後でもすこぶる元気で、又ごはんをねだる子でした。

 

そんな猫ちゃんでしたが、7歳半を過ぎた頃、ちょっとした異変に気が付きました。

 

鼻かのどの奥から「ぶ〜ぶ〜」といういびきのような音がするようになったのです。

 

それは毎日ではなく、時々聞こえる程度で、家族は気のせいじゃないか?というレベルのものでした。

 

太っているから、鼻腔とかのどが狭くなっているのかな?程度にとらえていました。

段々と不安になり検査へ

しかし、日が経つにつれ、音が頻繁に聞こえるようになり、やっぱりどこか悪いのではないかと思う始めました。

 

その頃には、吐く回数も増え、以前よりも若干食欲もおちてきたように思えてきて、検査をしてもらおうと、ずっとかかりつけにしていた病院へ行きました。

 

その日も仕事があったので、朝連れて行き、午後に迎えに行こうと預けていったのです。

 

この時、預けなかったら」という後悔は今でもあります。

 

獣医は、「検査一般と、呼吸を楽にする処置もあるから」とさらっと説明しただけで、詳しい方法などは説明されませんでしたし、特に私も聞かずに仕事へ行きました。

 

午後迎えに行くと、朝から一転、ものすごく具合が悪そうになっていました。

 

そして獣医は、「レントゲンで影というか、食道が大きくなっていて、癌かもしれないのでCTのある病院へ行って」と言われ、その足で別の病院へ行き、CTを撮ってもらいました。

 

ですが、腫瘍はなく、巨大食道症という病気でもない、なぜ食道が大きく膨らんだ状態になっているのか不明。

 

確かに鼻腔から音はするが、異物や癌もないという説明でした。

 

では、何故こんなに愛猫は具合が悪そうにしているのでしょうか。

 

とにかく、対処療法で食べる事、栄養をとる事を優先にと言われ、翌日からかかりつけの病院で補液とビタミン剤の注射で通院する事に。

 

まだ食べる気持ちはあり、どうにか少しでも食べる事はできましたが、吐き気の戦いのようで、食べたあと、吐くのをこらえているような感じでした。

 

そして、通院しながらもずっと心の中にあった、ここで預けていた間に具合が悪くなった事への不信感が拭えませんでした。

 

又、補液も看護師にやらせて、液が漏れるなどの失敗をしたり、CTを撮った病院のCD-ROMも持参したけど、見る事もしない。

 

ましてや、あの日連れて行く前には出ていなかったお腹のゴロゴロ、ボコボコという空気が移動しているような症状がでるようになり、だんだんここでは良くならないと気持ちが芽生えてきました。

ようやく決意してセカンドオピニオン

3週間が経過した時、別の病院でセカンドオピニオンをしました。

 

吐き癖がある猫は炎症を起こしたり、逆流性食道炎になったりするので、あちこち痛みやすい事は確かですが、ただそれだけでこういう食道にはならないと。

 

原因は確かではないが、今はこの症状を緩和するしかないとの事でした。

 

前の病院よりもきちんと説明もして下さり、思い切って病院を変える事にしました。

 

症状は変わらずで、食べたいけど器の前まで行って口に入らない、又は食べても気持ちが悪くなるのか食べるのをやめてしまうという繰り返し。

 

その姿は今でも目に残っています。

 

先生は、「このまま続けても食べる量が少ないと弱っていってしまうので、とにかく食べ物を入れないともたないから胃ろうはどうか?」と勧められましたが、胃ろうには躊躇の気持ちがあり、もう少し様子を見る事にしました。
参考:胃瘻 - Wikipedia

 

しかし、やはり日に日に弱っていき、だんだん食べる量も元気だった時の半分以下になり、とうとう貧血になって耳も舌も白くなってきてしまったのを見て、ようやく胃ろうの手術に踏みきる決断をしました。

最終的に高度医療専門病院へ

最後に行った病院は、高度医療専門病院でした。

 

そこでの診断も、やはり原因不明。

 

炎症か、物理的な構造上の問題で、何故こういう事態になっているのか不明。

 

ただ、かなり状態が悪いので、手術に耐えられないかもしれない。

 

しかし、このままだと1週間ももたないかもしれないという説明でした。

 

いちかばちかで、手術を行い、成功はして回復の兆しを見せましたが、3日後急変し、亡くなりました。

 

8歳の誕生日から1か月後の事でした。

 

結局、最後まで疾患名がつかないまま、その時その時の症状を緩和するだけの3か月間でした。

 

もしかしたら、一番最初に異変に気付いた時にすぐ病院へ連れて行けば、事態は変わっていたのかもしれないと思うと、悔やんでも悔やみきれません。

〜投稿者からのコメント〜
猫はよく吐くといいますが、吐く事を軽く考えはいけません。たかが吐くという行為が、重篤な病気の原因になる事もあります。猫の変化に気づいて、そして信頼のおける先生に出会う事。これが、命を守る重大な1つです。

↓↓↓↓↓↓↓

関連ページ

愛猫の糖尿病が発覚してしまった!治療とその後の体験談
愛猫の可愛さのあまり食べさせ過ぎてしまい、肥満が糖尿病を引き起こしてしまいました。
猫が普段と違う行動をし始めたら注意が必要
猫が普段とちょっと違う行動をし始めたら、病気の初期症状かもしれません。
猫の食欲がない、吐き気が止まらない!そんな時はすぐ動物病院へ!
猫の「食欲がなく吐き気が止まらない時は、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。
愛猫が膵炎になってしまった!治療から回復までの体験談
愛猫が膵炎になってしまいました。膵炎の治療から回復までの経過について体験談を書かせて頂きます。
猫が歩く時によろけたり、倒れてしまうのは前庭疾患かも?
我が家の猫が歩く時によろけたり、突然倒れて手足をバタバタさせた事があり、心配で動物病院に連れて行くと、前庭に異常が見つかりました。
愛猫が治療法の無い難病「多発性嚢胞腎」と告げられた時の話
我が家の愛猫が治療法の無い難病「多発性嚢胞腎」と告げられた時の話を紹介します。