「猫を叩いてしつけること」は難しい

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「猫のしつけ」に関しては様々な意見があります。

 

トイレや食事に関しては犬よりも簡単に覚えますが、爪研ぎや噛み癖など一筋縄のしつけではなかなか上手くいかないものもあります。

 

そして、その時に「叩いてしつけること」は、非常に大きく賛否が分かれる部分でもあります。

 

インターネット上の飼育情報サイトでも、「猫を叩いてしつける」という点は意見が分かれています。

 

やや「叩いてはいけない」という意見が多いですが、実際に猫を飼っている人たちのコミュニティやクチコミサイトでは「軽く叩く」、「叩いてしつけることは最後の手段として必要」という意見も多いです。

 

理想的なしつけ方法としては、叩かない方が良いのでしょう。

 

しかし、実際に飼育するにあたって、どうしても叩いてしつける場面が必要になってくるというのが現実のようです。

どうして猫を叩いてしつけてはいけないか

猫のしつけとよく比較されるのが犬へのしつけです。

 

犬へのしつけは叩いて覚えさせることもあり、それを猫のしつけにも当てはめようとする考え方があるようです。

 

しかし、この考え方はオススメしません。

 

犬は主従関係がしっかりした、群れで行動する動物です。

 

ですから飼い主が犬よりも上位であることをしっかり理解させる必要があり、その為に犬を叩くのです。

 

叩いてしつけることで、犬自身に「これはやってはいけないことだ」、「飼い主が言うことは絶対だ」と覚えさせるのです。

 

しかし、猫は単独で行動する動物で、犬よりも知能は低いです。

 

イギリスでの研究によると、猫は飼い主のことを「自分より大きな猫」と考えているらしいということがわかってきました。

 

他の猫にしてあげるように飼い主の服を舐め、グルーミングをしてあげているのです。

 

主従関係ではなく共同生活の関係なのです。

 

ですから、犬へのしつけ方法をそのまま猫に当てはめることは避けるべきです。

「猫を叩いてしつけること」を飼い主が理解する

猫をしつけるに当たって、飼い主は「叩くこと」をきちんと理解しておく必要があります。

 

猫は、「良い思い出よりも嫌な思い出を覚える」という傾向があります。

 

叩いた後に機嫌を取っても「叩かれた」という嫌な記憶の方が強く残ってしまうのです。

 

ですから、多くの情報サイトでは「猫のしつけで叩くことは避けるべき」としているようです。

 

叩かないしつけは時間がかかりますし、上手くいくとは限りません。

 

そこで結局しつけの為に猫を叩くことになってしまうのです。

 

猫はとても繊細な心の動物です。

 

飼い主はそれをきちんと理解して、叩くしつけを行ってほしく思います。

 

力加減はとても大切です。

 

私はいつも「1歳くらいの赤ちゃんをたしなめる程度の力加減」と説明しています。

 

人間が「軽く叩く」だけでも、猫にとっては「とても嫌な思い出」となります。

 

そして飼い主が手を上げて叩く仕草をするだけで身を引くようになります。

〜投稿者からのコメント〜
猫のしつけの際に「叩くこと」は非常に意見が分かれる問題です。飼い主の負担を軽減し、猫と良好な関係を築きながらしつけていく為には猫の習性や叩く際の力加減、しつけの意味をきちんと理解して行うことが大切です。

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